OCR APIとOCRアプリの比較

ロバート・フロストは、「二つの道が森の中で分岐していた。私は旅をしていない方の道を選んだ」と記しました。もしあなたが旅行者だったら、ドローンを飛ばしてその行き先を見てみたいと思うかもしれません。この記事があなたのドローンとなり、OCR APIとOCRアプリケーションがどのように違うのかを理解する一助となることを願っています。

OCR API

OCR API(Application Programming Interface)は、OCRサービスのコンピュータインターフェースです。OCR APIは、OCRサービスの基本的な機能を、人間の代わりにソフトウェアが操作するよう、シンプルなインターフェースで提供します。OCR APIの典型的な形態は、プログラミング言語用のライブラリであり、また、httpで通信するWebサービスです。これらは通常、コンピュータ言語を理解し、あらかじめ定義されたフォーマットでデータを要求します。

Google Cloud Vision API と Amazon Textract は OCR API の良い例です。これらのWeb APIはいずれもWebサービスの形をとっており、Webサービスを包むソフトウェアライブラリを提供しています。

メリット:

  • かなり高い精度で文書を読み取り、OCRの結果をソフトウェア用のフォーマット(通常はJSONまたはXMLフォーマット)で返信します。

デメリット:

  • データラベルをカスタマイズして精度を向上させるOCRテンプレートの設定機能はありません。
  • 業務プロセスへ導入するためにはプログラミングが必要です。

OCRアプリ

OCRアプリは、グラフィカル・ユーザー・インターフェースをベースにした総合的なサービスです。Gmailのようにブラウザ上に表示される一連のWebページの場合もあれば、Microsoft Accessのようにインストールが必要なローカルアプリケーションの場合もあります。

GenialAI OCRは、便利なWeb OCRアプリの一つです。テンプレートのカスタマイズ、文書のアップロード、OCR結果の確認、修正、ダウンロードをブラウザ上で行うことができます。

Acrobat Pro DC は、最も人気のあるローカルOCRアプリです。数回のクリックで、OCRしたテキストを埋め込んだPDFを作成します。

メリット:

  • 高い精度でドキュメントを読み取り、ソフトウェア開発なしにOCR結果を扱いやすいフォーマットで出力することができます。
  • GenialAI OCRは、OCRテンプレートをカスタマイズして、多くのページを同じフォーマットで読み取ることができます。Acrobat Pro DCにはこのような機能はありません。

デメリット:

  • OCR APIに比べて、他のアプリケーションとの接続の自由度が低い傾向があります。

結論

OCR APIは、すでに開発された、あるいはこれから開発するソフトウェアにOCR機能を組み込みたい場合に適しています。

その他の場合、特にソフトウェアのプログラミングをしたくない場合や、同じフォーマットのPDFページがたくさんある場合は、OCRアプリがお勧めです。

GenialAI OCRは、テンプレート管理機能を持っており、AIが各ページに適切なテンプレートを自動的に割り当ててくれます。ご興味のある方は デモのリクエストをお送りください。すぐにデモビデオのリンクをご返信いたします。